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ウエルウェーヴ通信 第5号

2001年3月31日発行

目次

「車イスのままバイクに乗ろう!」

マッキントッシュ G4が動くまで

リレーコラム 『施設から』

スタッフ募集のお知らせ

ドクターFの自立生活ワンポイントアドバイス 第5回 「尋ね人」


「車イスのままバイクに乗ろう!」トライクプロジェクトのトライ

おもしろいプロジェクトひとつみっけ!

 トライクプロジェクトって知ってますか?二輪車がバイク。三輪車ならトライク。そう・・・身体障害者が車いすのまま乗ることができる三輪バイクにのろう!!というプロジェクトなんです。今回は,吉原日出海がトライクプロジェクトに取材し,その活動を紹介します(編集:吉原日出海)。

 トライクプロジェクトのことを紹介します。トライクとは,3輪バイクのことです。ここで取り上げるのは,ホンダ ワリキューレ(1500GL,水平対向6気筒,100馬力)で,ドライブシャフトを使って後輪を駆動させる車と同じ方式です。これを改良して車椅子で乗れるバイクを作ろうというプロジェクトが,バイクずきの障害者と健常者によってできています。 

 重度障害者がバイクに乗るということは,今までにあまり例がありませんでした。障害者だって,普通の人と同じようにバイクとか車・あるいはモータースポーツなどに興味を持っている人は,少なくないはずです。そういった人たちにとって,トライクは興味深いものがあります。しかし,障害者にとって車やバイクは単なる移動手段の道具にしか使えないのでしょうか。われわれ障害者にも,車・バイク・カートなどを使ったスポーツがあってもおかしくないはずです,いや むしろあるべきだと考えます。

 現に,障害者が参加しているカートのレースやジムガーナもあるそうですが,いずれも軽度障害者ばかりです。重度障害者がモータースポーツに参加する近道は,やはり電動車椅子です。電動を使ったサッカーはあるけれど電動車椅子レースはまたきいたことがありませんが,だれか知っていたら教えください。話がそれてしまいましたが,私はトライクプロジェクトを応援していきます。もしこれを読んで応援してくださる人がいたら連絡ください。

新連載 マッキントッシュ G4が動くまで

−その苦難に立ち向かった愛と勇気のものがたり−

第1話 立ち上がらない!!誰か助けて〜 大石忠相

 今回からの新連載です。

 WDRCのスタッフ,大石忠相が夢と妄想をふくらませ,パソコンを買い換えました。やっと手に入れたマッキントッシュ G4。とうとう君は僕の腕の中にきてくれたんだね。これからは,ずっと君といっしょだよ。まずは名前をつけようね。ところが・・・うごかん。。。
 ここから,大石の愛と勇気に満ちた冒険がはじまります。マニュアルを読み,ワケがワカらずメーカーのサポート窓口へ電話し,軽くあしらわれたのち「本当は僕の使い方が悪かったのでは・・・」と自問し,「やっぱり初期不良だ!」と反撃開始    これは,パソコンを買ったことのある人なら,誰でも一度は経験したことでしょう。
 また,この「大石経験」は,障害者とパソコンの向き合い方,メーカーや販売店,ボランタリー団体によるサポート体制の現状など,考えさせられることも多いものです。まずは第1話「立ち上がらない!!誰か助けて〜」をご覧くださいませ。

 今まで使っていたパソコンがそろそろ寿命だし,インターネットとかに接続するのにおそらく部品がないだろうということで,新しいパソコンを買おうかと思っていた矢先,あることで僕に大金が転がり込んできた。それをもとに新しいパソコンを買った。それでインターネット,ビデオ編集,写真処理なんかを手掛けてみようかと思っていたが,いざ買ってみて立ち上げてみたが,3ヶ月たった今でも立ち上がらず苦労した毎日が続いて困っています。
 誰か助けてー!!ヘルプミー!!

リレーコラム『施設から』第4回 私が感じたままの清瀬療護園 菅 時行

 私のこの療護園の入所時期はお盆を済ませた,平成11年8月16日。そして直ぐに気がついたのは,自由な事だ。余りにも自社会とは,かけ離れていたもので,私にとってありがたくなかった。
 そのうち入退院が続き,気がつけば平成12年10月1日になり,入所時期からやり直したが,山のふもとにしかきてなく,これから地ならしをして着実に一歩一歩,後ろ,左右,下,上,前を見たり聞いたり肌で感じたり,壁にぶつかったりしながら,前進したいと,退園するまでこの気持ちを持ち続けたいです。清瀬療護園のみなさんならび私を取り巻く皆,ありがとう。心の底から,これからもよろしくこの場をかりていいます。

4月1日から,WDRCは身体障害者ホームヘルパー派遣事業をはじめます

WDRCは調査・研究事業をはじめます

スタッフを大募集しています!!

 WDRCでは,2001年度からふたつの新しい事業をはじめます。

 ひとつめは,身体障害者ホームヘルパー派遣事業です。これは,在宅身体障害者のお宅に対してホームヘルパーを派遣することで,障害者の自立をバックアップすることを目的とするものです。具体的には,町田市内に在住する障害者を対象とした巡回型と滞在型のホームヘルパー派遣です。

 ふたつめは,『障害者の生活実態および生活ニーズに関する調査』の実施です。障害者を中心とした調査・研究スタッフが,障害者の視点から障害者にインタビューや参与観察などをおこない,生活史や生活環境を把握し,ニーズと制度・環境とのギャップを明らかにしようというものです。

 このふたつの事業は,2001年度の柱の事業となります。なんとしても成功させたい・・・そのためには,みなさまのご参加とご協力が欠かせません。WDRCは,ヘルパースタッフ,調査・研究スタッフ,総務スタッフなど,スタッフを募集しています。

 仕事の内容などの詳細は,WDRC事務所(042−728−4604)へお気軽にご相談ください。

ドクターFの自立生活ワンポイントアドバイス 第5回 「尋ね人」

 私は新たに介助者が必要な時は求人誌を何度か利用してきました。募集内容は働いてもらう時間と時給,仕事の内容そして年齢制限・簡単なPRといったことです。また,男女雇用機会均等法により男性のみ必要であっても男性のみとは書けない点が困ったところです。女性からの電話があった場合,事情を伝え丁重に断っています。応募電話の2割が女性からです。福祉関係の仕事というとまだまだ女性の仕事というイメージがあるのでしょうか。過去の記憶から,一回の募集につき男女あわせて60人〜70人の応募の電話がありました。

 そして21世紀早々,1月の半ばから求人誌で募集することになりました。毎回いろいろな過去や経歴を持った人たちが来ます。しかし,私が介助者を選ぶ条件として,話をしている間の印象や現在私が送っている生活や活動に適しているか,もちろん性格も含めて面接で判断し,2次面接の研修・実習を行い選出しています。今回1月に募集したのは始めてのことでした。1月ということは,翌年度の見込みが立つか立たないかの微妙な時期なのか応募が少なく,現在もなお募集中です。過去の経験から考えた時,募集時期としては3月から4月,8月から9月にかけてが適切な気がします。また面接時に応募人員が同じ時間に重なった場合,2,3人複数を面接することも考えています。それは言語障害がある場合,3回するよりは1回で面接を済ませる手段として考えます。

 皆さんはどのように介助者を捜していますか?お聞かせください。